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ピアノ防音のコラム

マンションでのピアノ練習は、ナイトーンで周辺住民の方への弱音対策を

マンションや団地など集合住宅では近隣住民の楽器演奏による騒音トラブルが、時として起こってしまいます。
両隣や向かいの住宅には配慮をして窓に対策をしたりするのですが、上下の住民への配慮が足らず、 上下階に住む人たちからの騒音被害を受けてしまうということが良くあります。
自宅でピアノなどの楽器練習をする際、床や壁から上下階に振動や音が伝わってしまうことが盲点となるので、必ず対策をするようにいたしましょう。

基本的に楽器を演奏して発せられた音は、窓やドアなどの隙間を通って他の部屋に伝わってしまいますが(空気振動)、 ピアノなど床に置く重い楽器類の床や壁への振動(躯体振動)は演奏者が思っているよりも大きいのです。
楽器から発せられる音だけでなく楽器自体が共鳴してそれが床に伝わるので、 楽器自体の音に加え鍵盤をたたく振動、ペダルを踏む振動、演奏によって椅子が動く振動などもプラスされてしまい、 下階にはいろいろな騒音が混ざった状態で音が響いてしまいます。
そのような騒音被害を防ぐには防音シートや吸音マットなどを床下に敷き、 ピアノの脚部(キャスター)にはゴム製インシュレーターと呼ばれる、振動抑制と吸音効果がある専用台座を取り付けるといった方法があります。

様々な方法のある振動対策ですが、それと一緒に行っていく必要があるのが音そのものへの対策です。
お住まいの地域の環境によって多少の開きはありますが、夜も20~21時を過ぎるともなれば周りもひっそりとすることでしょう。
そんな環境の中でピアノを弾くとなれば、それ相応の対策を取る必要があります。
しかし、住んでいるお部屋自体をまるまる防音室に変えてしまう、というのは賃貸物件などであれば、高額な設置費用等も含めて断念することが殆どでしょう。

そんな時にご利用いただけるのがアナログピアノ用超弱音システム「ナイトーン」です。
その弱音性は防音専門のプロ建築士の方による測定結果にも如実に現れております。
(ナイトーンHPの「専門家/お客様の声」ページをご覧ください。)

原理自体はアップライトピアノに搭載されていた弱音ペダルと同じですが、 これまで1枚のフェルトで弱音効果を得ようとしていたものを、特殊フェルトにより多層構造とし、 更に一音一音を独立したフェルトで構成することによって、弱音性能はもちろんのこと、 ピアノの音が持つ本来の響きや音色を生かしたクリアな音を発することが可能となっています。

ナイトーンをはじめ様々な対策をしっかりと施し、集合住宅でも安心して心行くまでピアノの演奏をお楽しみいただければと思います。
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